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赤津塾での学習について

 赤津塾では「自立学習」を取り入れています。
明治以来学校教育で進められてきた一斉授業は、全体教育として「教える」という面からは効果的な面が大きく、今後も必要とされるでしょう。しかし、生徒の立場で考えてみると、「教えられる」ということは、自分が主体ではなく、教師が進めていくもので、自分がわかる・わからないには関係なく、授業が進んでしまう一面があります。
 理解力は幼い頃に、いろいろな物に興味を持ち、自発的に興味の対象に対して解決する態度を見につけている子ほど高く、小学校入学の頃にはある程度の差がついてしまっています。では、ある程度年齢が高くなってしまっては手遅れでしょうか。そうではありません。学習では、必ず反復する復習が必要で、一斉授業で学んだことを反復練習することが、その差を埋める最も効果的な手段です。
 勉強と運動はよく似ていて(仕事にも通ずることですが)、初めからうまく何でもできるということはありません。必ず失敗をすることがあります。そこでくじけてやめてしまえば、そこから先には何もなく、挫折する以外はありません。悔しい思いをして、そこでやる気を出してからが本当の勝負です。
 学校での一斉授業で学んだことを、赤津塾で繰り返し勉強する。わからないところは自分で解説を読み、それでもわからないところは先生に質問をするというやり方が、効果的です。

 私は、福祉実践教室という形で、自分の塾の子だけでなく、まったく見知らぬ小中高校生などと接する時間があります。かなり多くの子供が、将来の自分の夢、または目標を持っていません。これでは勉強をがんばる気になれなくて当たり前のような気がします。いつかやる気になると悠長に構えていては、手遅れになるかもしれません。ちょっと荒療治ですが、やる気になってがんばっている子供が集まっている環境へ入れてしまうのも一つの方法です。多くの場合は、周りに影響されて、少しに時間はがんばることができます。中には、どうしても馴染めずに、逃げ出してしまうこともあります。